「食」から藍を広げる

「食」から藍を広げる

「藍のある暮らし」の提案や情報発信、商品開発を行う藍LABO。活動のメインとなるメンバーをご紹介しています。

藍の可能性を伝える活動を始めた藍LABO。

>>活動のきっかけをご紹介した前回記事はこちら

藍を暮らしの中での取り入れてもらい、身近なものとして感じてもらうために、まずは「食」から提案していくことにしました。染物の材料であることは多くの人が知っているけれど、食すのは多くの人が知らないだろう、と。

そこで声をかけたのが、日本伝統食文化協会の袖山洋子さんでした。彼女は日本食を基本としながらも食に関するさまざまな知識とアイデアがあるので、藍の食べ方を考えていく上で力になっていただくことに。

そしてもうひとり、藍LABOとしての活動のバッグサポートに企画ディレクターの井上尚志さんにも力を借りることになりました。彼は沖縄でキープブルーという企画会社をしていたこともあり、なんとなく藍LABOをおもしろがってくれる気がしました。

こうして、まずは藍を使ったレシピの開発を始まりました。袖山さんは、藍の生葉を使ったジェノベーゼやモヒートのほかに、ポテトサラダ、デザートのレシピも考えてくれました。これが、どれもおいしいのです。

井上さんは自宅で藍を育て始め、一般の人でも育てやすいようにそのレポートをまとめたり、自分でお茶をつくって藍を暮らしに取り入れたりしてくれています。

同時に、これらを一般の方々にお披露目するイベントも準備を進めていきました。

 


 

日本食文化協会:日本伝統食文化協会:袖山洋子さん

日本の伝統的な食文化についての知識を広めるべく、現在忘れられつつある日本の季節の行事食や伝統食材などにスポットを当てたイベントを多数開催。日本の伝統食の見直しや普及活動を地域活性も絡めて志向し『食を通した社会貢献』を目指す。

 

企画ディレクター:井上尚志さん

ホテル旅館コンサルティング、最大手スポーツクラブ店舗開発、磐梯リゾート開発事業、地域活性化・テーマパーク企画開発、都心の温浴・商業施設・集合住宅開発などを経て、沖縄でのビーチリゾートホテル開発事業を中心となって行う。完成後、同地でマリンアクティビティ・ビーチ運営等の事業会社を設立し経営。現在、前橋にてまちづくりの中核プロジェクトに参画中。株式会社keep blue代表。